航空自衛隊、C-1輸送機を用いた立川飛行場での訓練飛行を実施
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立川飛行場は陸上自衛隊のほか、警視庁と東京消防庁の航空隊が使用している。全長900m(過走帯を含めて1200m)の滑走路1本を有しているが、普段はヘリコプターの使用がメインであり、固定翼機の離着陸は基本的に行われていない。
東京近辺で災害が発生した場合、立川飛行場は防災拠点として使用されることとなっており、航空自衛隊の輸送機も物資輸送に充てられることから、入間基地に所属する第402飛行隊のC-1輸送機が月に1回、立川飛行場周辺での訓練を実施している。
以前は訓練スケジュールが公表されておらず、立川飛行場に飛んでくるC-1輸送機を見ること自体が困難だったが、今は立川市役所のウェブサイトで公開されており、以前よりは見やすくなった。しかし、天候がかなり良くないと数回の低空通過で終わってしまうため、今もまだ「離着陸する様子」を目撃するのは難しく、かなりのレアシーンとなっている。
《石田真一》