東ソー、マレーシアでハイシリカゼオライト製造へ

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

東ソーは21日、マレーシアにおいて合成ゼオライトの一種であるハイシリカゼオライト製造設備の新設を決定したと発表した。

ハイシリカゼオライトは優れた耐熱性や耐酸性、吸着性能、触媒性能を有する合成ゼオライト。日本や米国、欧州において需要があることや、今後のアジア需要への対応、為替変動リスクの軽減、製品の安定性を目的とした事業継続計画の観点から、海外生産拠点の新設を決定した。設備が設立されるのはトレンガヌ州クママン。投資額は110億円。今月着工し、2016年11月の完工を予定している。商業運転は2017年に開始する予定だ。

東ソーは、山口県周南市や三重県四日市市においてハイシリカゼオライトを生産している。自動車排ガス浄化触媒や石油精製・石油化学触媒向けに、ワールドワイドに販売を行っている。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  2. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  5. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  6. 新型ランチア『イプシロンHF』発表、280馬力EVで0-100km/hは加速5.6秒
  7. スズキ初の量産EV『eビターラ』に期待の声!「リーフとどっちが安い?」など価格に注目集まる
  8. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  9. 「ゴツすぎる…だが、それでいい!」日産のハイパワーSUV『パトロールNISMO』発表に、日本導入にも期待の声
  10. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る