外国人の電子労働許可申請、35リンギの手数料を撤廃…マレーシア

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マレーシア(イメージ)
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外国人労働者の労働許可証(PLKS)の申請や更新手続きの受付が電子政府のMyEGを通じたオンライン申請となり、35リンギの手数料が課されていたが、マレーシア政府は撤廃することを決定した。

ウィー・カション首相府相によると、数日前に行われた下院議会においてオンライン手数料の撤廃を決定した。雇用主はオンライン申請とは別に内務省に外国人労働者雇用の更新手続きに125リンギの手数料を支払う義務があるが、オンライン申請料金は今後そこから負担されることとなる。一方で、窓口での受付も継続されることが決定した。

今年1月から予告もなしに外国人労働者の更新手続きが完全オンライン化された。その上オンライン申請料金が課され、申請料金を追加で支払わなくてはいけないことから、様々な産業界や野党議員などから不満の声が上がっていた。カウンターでの申請では数日を要していたが、オンライン申請では、申請してから承認のステッカーを受け取るまで数カ月かかっていたことから、サービスの改善を求める声も出ていた。完全オンライン化された後、不満の声を受けた政府は、再び窓口での受付業務を再開していた。

広瀬やよい

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