外国人の電子労働許可申請、35リンギの手数料を撤廃…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

外国人労働者の労働許可証(PLKS)の申請や更新手続きの受付が電子政府のMyEGを通じたオンライン申請となり、35リンギの手数料が課されていたが、マレーシア政府は撤廃することを決定した。

ウィー・カション首相府相によると、数日前に行われた下院議会においてオンライン手数料の撤廃を決定した。雇用主はオンライン申請とは別に内務省に外国人労働者雇用の更新手続きに125リンギの手数料を支払う義務があるが、オンライン申請料金は今後そこから負担されることとなる。一方で、窓口での受付も継続されることが決定した。

今年1月から予告もなしに外国人労働者の更新手続きが完全オンライン化された。その上オンライン申請料金が課され、申請料金を追加で支払わなくてはいけないことから、様々な産業界や野党議員などから不満の声が上がっていた。カウンターでの申請では数日を要していたが、オンライン申請では、申請してから承認のステッカーを受け取るまで数カ月かかっていたことから、サービスの改善を求める声も出ていた。完全オンライン化された後、不満の声を受けた政府は、再び窓口での受付業務を再開していた。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  6. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  7. ジープの小型SUV『アベンジャー』、発売2年で20万台受注…電動車比率は66%に
  8. 新型ドゥカティ『パニガーレV2S』日本上陸に「スイングアームアームすげー」「日本じゃ全力は使えない」など驚きの声
  9. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  10. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る