ドライブ中の眠気対策には「カフェイン+短時間睡眠」…GW話題のイベントを体験してみた

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常盤薬品工業などが5月5日に実施した社会実験イベント「居眠り事故打破!」のようす。来場者は「カフェイン摂取と短時間睡眠によるリフレッシュ」を体感した
常盤薬品工業などが5月5日に実施した社会実験イベント「居眠り事故打破!」のようす。来場者は「カフェイン摂取と短時間睡眠によるリフレッシュ」を体感した 全 20 枚 拡大写真

機能性ドリンク『眠眠打破』などを販売する常盤薬品工業は5月5日、交通事故ゼロを目指した社会実験イベント「カフェイン+短時間(10~20分)仮眠で、居眠り事故打破!」を、首都高・大黒パーキングエリア(横浜市)で開催した。「カフェインの摂取と短時間睡眠」が長時間運転などでの眠気のリフレッシュに効果があるという。実際に長時間運転後、同イベントを体感してみた。

同イベントは、首都高での交通事故ゼロを目指した大規模社会実験「TOKYO MIRAI JUNCTION」の一環としておこなわれたもの。『眠眠打破』を販売する常盤薬品工業ならではといえる「ドライブと眠気」に着目し、交通安全を呼びかけた。

公益財団法人高速道路調査会の「高速道路での居眠り運転防止に向けた効果的な対策に関する調査研究」によると、眠気対策として「カフェイン摂取+10~20分の短時間仮眠が効果的。これには、カフェインの効果発現に摂取後15分程度かかることと、生体的に眠りから覚めすい仮眠時間が15~30分程度であることが関係していると考えられる」という結果を示している。

そこで、今回のイベントではカフェインを摂取し、ミニバン車内で10~20分程度の仮眠をとったあと、“カフェインを摂取+短時間仮眠を今後も試したいか”という問いにYes・Noのアンケートに答えるという体験イベントを実施。この日、12時の時点で体験者全体の96%の人が「今後も試したい」と答えていた。

埼玉県所沢市から横浜に遊びにきたという40代の男性は、同実験を体験し、「眠いな、と思ったときにコーヒーなどのカフェインをとるっていうイメージはあったけど、そのあとちょっと眠るという感覚はなかった。長時間ドライブで眠気がやってきたら、今後もトライしてみたい」と話していた。

また、筆者自身も早朝から運転してきた身にカフェイン飲料を流し込み、フラットになるミニバンの後席で横になること15分。ブラックコーヒーをたしなむ休憩とは違ったリフレッシュを体感できた。

イベントを担当したスタッフは、「もともと『眠眠打破』『強強打破』『激強打破』の3商品は、“ロードサイド”で広く販売され、タクシーやトラックなどのドライバーに支持されてきました。今後、こうした活動を通して一般ドライバーの人たちにも積極的な眠気対策を体感してもらい、安全運転に役立ててもらいたい」と話していた。

《レスポンス編集部》

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