マレーシアとシンガポール結ぶMRT、開業は2020年以降の見込み

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアのナジブ・ラザク首相(参考画像)
マレーシアのナジブ・ラザク首相(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

【シンガポール】 シンガポールはジョホールバルとシンガポールを結ぶ大量高速輸送 (MRT)のトムソン線を2019年以降に順次開業することを計画していたが、開業は2020年以降になる可能性が出てきた。

鉄道建設の専門家によると、今から建設を開始しても、最速で2020 年始めの完成となるという。しかし、すぐ建設が開始される見込みはなく、まだジョホールバル駅がどこに建設 されるかも決定されていない。

5日シンガポールを訪問したナジブ・ラザク首相は、間に合わせるとの見解を示しており、 シンガポールのリー・シェンロン首相も両国の準備が出来次第、プロジェクトを進める準備 はできていると述べている。

シンガポールの「ストレーツ・タイムズ」は、もし駅の設置場所を来月決定したとしても、 技術調査などを行わなくてはいけいないため、すぐ着工はされないとの見解を示した。技術 調査後に両国の関連当局による承認、資金や運転に関連して12カ月から18カ月の協議が行 われた後に入札が実施されるとし、入札にはさらに6カ月を要すると指摘。その上で2017年 半ばの着工となるとの予想を示した。
(ストレーツ・タイムズ、5月6日)

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  5. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  6. BYDの軽EV『ラッコ』をどう売っていくのか? 日本専用開発のねらいを東福寺社長に聞いた
  7. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  8. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  9. 原付スポーツカーを受注生産!日本一周4万6000km走破の実力、ICOMAが提案する「おもちゃ箱」のようなモビリティ…ジャパンモビリティーショー2025
  10. ヤマハ『R7』が全面進化! 電子制御、シャシー刷新で示す「ミドルスーパースポーツの新たな可能性」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る