オートバックス通期決算…営業益54.1%減、主力のカー用品が不振

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オートバックスセブンは5月8日、2015年3月期(2014年4月-2015年3月)の連結決算を発表した。

それによると、売上高2094億5400万円(前年同期比-9.6%)、営業利益64億0300万円(-54.1%)、経常利益82億5000万円(-49.8%)、純利益は46億0900万円(-52.9%)だった。

カー用品販売は、消費税増税に伴う駆け込み需要の反動と新車販売の不振や個人消費の冷え込みに加え、カーナビゲーションの単価下落や大都市における降雪が前年度と比較して少なかったことなどにより、売上が減少した。

車検・整備は、リーマンショックから5年後にあたり、上期は2回目の車検対象の車両が減るという厳しい環境もあったものの、顧客への案内強化などで、実施台数は前年同期比1.4%増の58万9000台となった。

車買取・販売は、カーズ加盟店舗を前年度末の359店舗から451店舗に拡大し、全国規模での販売促進を実施。総販売台数は3.4%増の2万3900台となった。

主力のカー用品をはじめとした売上の減少に加え、広告宣伝や販売促進強化により販売費および一般管理費が増加。大幅な減益となった。

今期の通期業績見通しについては、売上高2217億円(+5.8%)、営業利益100億円(+56.2%)、経常利益111億円(+34.5%)、純利益68億円(+47.5%)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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