タイヤをはじめ、世界有数の自動車部品サプライヤーとして知られるドイツのコンチネンタルは5月7日、2015年第1四半期(1-3月)の決算を発表した。
同社の発表によると、第1四半期の売上高は、95億6900万ユーロ(約1兆2810億円)。前年同期の83億9000万ユーロに対して、14%増加した。
また、第1四半期の純利益は、6億5670万ユーロ(約880億円)。前年同期の5億8830万ユーロに対して、11.6%の増益を達成している。
2桁の増収を達成した、要因のひとつが、ユーロ安によるもの。通年では、素材のゴム価格の安定や、原油価格の下落が、追い風になると見込む。
コンチネンタルのエルマー・デゲンハートCEOは、「第1四半期の結果は、市場を上回る速さでの成長を示している。このポジティブな傾向は続くだろう」と語っている。