三菱電機、自動車用パワー半導体モジュールに大容量インバーター対応モデルを追加

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自動車用パワー半導体モジュール「J1シリーズ」(大容量インバーター対応品)
自動車用パワー半導体モジュール「J1シリーズ」(大容量インバーター対応品) 全 2 枚 拡大写真

三菱電機は、自動車用パワー半導体モジュール「J1シリーズ」のラインアップを拡大。大型EVやハイブリッドバス・トラックなどの大容量モーターを駆動するインバーターに用いる2品種(650V/1000A、1200V/600A)のサンプル提供を10月から順次開始する。

新製品は、同社独自のCSTBTTM構造を採用した第7世代IGBTの搭載とパッケージ構造の最適化により、小型パッケージを実現。従来の2in1製品を6台使用した場合に比べ、実装面積を約60%に縮小し、インバーターの小型・軽量化に貢献する。

また、第7世代IGBTの搭載により、コレクタ・エミッタ間飽和電圧を従来製品比約10%低減し、インバーターの低消費電力化に貢献。冷却フィン一体の直接水冷構造により、従来製品比で放熱特性を約30%向上させ、インバーターの小型化と高信頼性に寄与する。

《纐纈敏也@DAYS》

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