【メルセデス AMG GT 日本発表】「GT3」はライバルにがぶりとかみつくデザイン

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メルセデスAMG社CEOのトビアス・ムアース氏
メルセデスAMG社CEOのトビアス・ムアース氏 全 8 枚 拡大写真

『メルセデス AMG GT』の日本での発表に際し、本国からメルセデスAMG社CEOのトビアス・ムアース氏が来日。ジュネーブモーターショー15で発表されたレース用車両『メルセデスAMG GT3』の概要も語られた。

モータースポーツはメルセデスAMGのDNAに不可欠な要素であることを踏まえ、「メルセデスAMG GT3は、レーストラックにおいて高い“アドレナリンラッシュ”を求める顧客へのクルマで、大成功した『SLS AMG GT3』の後継となるクルマだ」とムアース氏は位置づける。SLS AMG GT3は、メルセデスとAMGに187勝をもたらしたレースマシンだ。

ムアース氏は「新しいGT3はこれまでのモデルよりもさらに高いポテンシャルがあり、AMG GT3の顧客にも素晴らしいシーズンが待っていると自信を持っていえる」とコメント。

そのエクステリアデザインは「攻撃的なものだ」とムアース氏。「内部の人間はフロントエンドデザインを“シャークノーズ”と呼んでいる。ライバルに“がぶりとかみつく”ために設計されたクルマだからだ(笑)」と特徴を述べた。

来年からこのGT3は日本のスーパー耐久GT3クラスでも参戦予定であるという。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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