カーチスHD、中古車市況悪化で減収減益、11年ぶりに復配…2015年3月期決算

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カーチスホールディングスが発表した2015年3月期連結決算は、経常利益が前年同期比68.5%減の4億4600万円と大幅減益となった。

売上高は同6.8%減の317億6500万円と減収だった。昨年4月の消費増税に伴って新車、中古車市場が冷え込み、取引台数と取引単価が下落したため。

収益では減収や市況悪化に伴う利益率の低下で、営業利益は同69.3%減の4億2900万円と大幅減益となった。純利益は法人税率引き下げを踏まえて繰延税金資産取り崩し、1億7500万円を法人税調整額に計上、同79.3%減の2億6200万円だった。

期末配当は1株当たり5円を実施、11年ぶりに復配する。

今期の通期業績見通しは、輸出事業の貢献や新店舗オープンによって売上高が同11.4%増の354億円、営業利益が同58.5%増の6億8000万円、経常利益が同54.4%増の6億9000万円、純利益が同101.6%増の5億3000万円と増収増益を予想する。

《レスポンス編集部》

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