プリペイド電話料金、利用ベースでGST課税…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

物品・サービス税(GST)導入を巡って混乱が生じていたプリペイドの電話料金は、料金追加(トップアップ)時には課税されないことが決定した。ザ・サンが報じた。

通話やショート・メッセージング・サービス(SMS)、データの利用ベースでGSTが課税されることになる。

アハマド・シャベリー・チーク通信マルチメディア相が12日発表したところによると、例えば50セン分の通話をした場合、53センが残高から差し引かれることになる。従って10リンギの残高がある時の最大通話時間は9.40リンギ分となる。

通信各社にはすでに、新料金のメカニズムに対応するため6カ月の猶予が与えられている。新料金がスタートするのは6カ月内となる見込みだ。

4月1日付けでGSTが導入され、料金追加時に6%のGSTが加算され、実質的に値上がりしたことから消費者からは不満の声が上がっていた。そのことから、政府はGST導入前の販売価格に戻すと発表。下院議会に解決案を出すとしていた。12日下院議会において、利用ベースで課金することが決定した。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  3. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  4. 「存在感ハンパない」DSの新型フラッグシップ『N°8』が「唯一無二な印象」など話題に
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  6. これが未来のメルセデス!? AMGが斬新すぎる4ドアスポーツ発表、3モーターで最高速は360km/h超
  7. 【ダイハツ ムーヴ 新型試乗】「カッコよさ」盛り込んだ軽ハイトワゴンの逆襲…中村孝仁
  8. トランプ大統領「日本車に関税25%」見直し否定、改めて日米貿易「不公平」強調[新聞ウォッチ]
  9. 日本発売はまだか!? スズキ『DR-Z4S』と『DR-Z4SM』、英国価格は7999ポンドと発表
  10. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る