未来の航空輸送アイデアコンテスト、東大チームが最終ラウンドへ

航空 企業動向
東京大学のチームは、ドローンを活用して空港から鳥を人口営巣地に誘導するというアイデアで最終ラウンドに進出
東京大学のチームは、ドローンを活用して空港から鳥を人口営巣地に誘導するというアイデアで最終ラウンドに進出 全 2 枚 拡大写真

エアバスが世界中の大学生を対象に、未来の航空輸送を描く斬新なアイデアを募集するコンテスト「Fly Your Ideas」(FYI)最終ラウンドに、東京大学の「BIRDPORT」チームが進出したと発表した。

エアバスのFly Your Ideasコンテストには世界中から500以上のアイデア応募があった。東京大学のBIRDPORTチームを含む5チームが最終ラウンドに選出された。

コンテストは、2年に1回開催しており、今回が4回目。ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)がサポートしている。

コンテストは、将来を担う若者たちの想像力を伸ばし、航空輸送の常識を打ち破るようなアイデアに挑戦する機会を提供するため実施している。

最終ラウンドに進出した学生は、9大学で構成し、学生の国籍は8カ国に及び、女子学生の数も増加した。

提案するアイデアは、航空業界が直面する主要な課題に対応し、成長性や効率性、人々が重要な要素となる航空産業の拡大に必要な、持続可能な未来のソリューション。

東京大学のチームは、ドローン(無人航空機)を活用して空港から鳥を人口営巣地に誘導するというアイデアで、航空機のバードストライクを大幅に低減し、航空機の運用を高めることができるとしている。

最終ラウンドに選出されたのは、東京大学のほか、オランダのデルフト工科大学、中国の西北工業大学、ブラジルのサン・パウロ大学、英国のシティ大学ロンドンのチーム。

最終ラウンドは5月27日にドイツ・ハンブルクで行われる。最優秀チームには賞金3万ユーロが、2位のチームには1万5000ユーロが贈呈される。

《レスポンス編集部》

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