【ニュル24時間 2015】12時間経過…総合トップ争いは波乱の連続、28号車アウディが首位

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曇り空の中、43回目のニュル24時間がスタート
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第43回目を迎えたニュルブルクリンク24時間レースはスタートから12時間が経過。現地では暗闇の中で各マシンが走行を続けているが、例年になく大波乱のレース展開でトップが目まぐるしく入れ替わっている。

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日本時間の16日23時00分のスタート時は曇りだったが1時間を過ぎたあたりから雨が降りだし、コース各所でアクシデントが発生。3番手からスタートしたBMWスポーツトロフィー・シューベルトのBMW『Z4』がガードレールにマシンをヒット。右フロント部分を壊してしまいレースから脱落。

さらに4時間を過ぎたあたりで3位争いに加わっていた2号車ブラック・ファルコン(メルセデス『SLS』)は北コースの中盤付近で左リアタイヤが脱輪するアクシデントが発生した。

この混乱に乗じてトップに浮上したのが1号車アウディスポーツ・チーム・フェニックス(アウディ『R8』)。昨年の総合優勝チームが連覇を目指しナイトセッションに突入したが、大雨となった9時間過ぎに北コース内でクラッシュ。こちらもレースから脱落となった。なおドライブしていたクリスチャン・マメロウはメディカルチームに救出され近くの病院へ緊急搬送。詳しい容態についてはまだ分かっていない。

今年はGT3マシンの参戦台数も多く、例年になく激化している総合トップ争い。現在は28号車アウディスポーツ・チームWRT(アウディ『R8』)がトップに浮上している。

上位陣がアクシデントに巻き込まれる中、日本勢は4台ともが順調に周回を重ね着実に上位進出。35号車のニッサンGTアカデミー・チームRJN(アレックス・バンコム/星野一樹/ミハエル・クルム/ルーカス・オルドネス)が総合11位でトップ10にも届く勢い。序盤の雨に翻弄され順位を落としていた53号車レクサス『LFA CodeX』(影山正彦/石浦宏明/大嶋和也/井口卓人)だが、すぐにクラストップを奪還。ナイトセッションに入ったところでアクシデントに巻き込まれ右リアのホイールを破損して緊急ピットインを行なったが、幸い大きなダメージはなくすぐに復帰。現在は総合20位を走行中。

SP3Tクラスにエントリーしている114号車スバル『WRX STI』(カルロ・ヴァン・ダム/山内英輝/ティム・シュリック/マルセル・ラッセ-)はスタートから驚異的なペースで同じクラスのライバルを圧倒。総合順位も21位まで上げている。スバルと同クラスに参戦するGAZOO Racingのもう1台、187号車レクサス『RC』(木下隆之/佐藤久実/蒲生尚弥/松井孝允)も大きなトラブルなく総合46位(SP3Tクラス3位)を走行中だ。

《吉田 知弘》

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