BMW のPHVスポーツ i8、世界累計販売3500台… 発売10か月

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BMW i8
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BMWグループが電動化技術に特化して立ち上げた新ブランド、「i」。同ブランドのスポーツカー、『i8』に関して、世界累計販売台数が公表された。

i8は、「i」ブランドの第2弾のプラグインハイブリッド(PHV)スポーツカー。PHVシステムは、前輪をモーター、後輪をエンジンで駆動。リアにレイアウトされるエンジンは、1.5リットル直列3気筒ガソリンターボ。最大出力231ps、最大トルク32.6kgmを発生する。

フロントに置かれるモーターは、最大出力131ps、最大トルク25.5kgm。モーターとエンジンを合わせたトータルでは、最大出力362ps、最大トルク58.1kgm。このおかげで、0-100km/h加速は4.4秒、最高速は250km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを達成した。

二次電池は、畜電容量5kWhリチウムイオンバッテリーで、モーター単独で最大37km、最高速120km/hでEV走行できる。このEVモードの効果もあって、欧州複合モード燃費47.6km/リットル、CO2排出量49g/kmという優れた環境性能を実現している。

5月13日、BMWグループはドイツで年次株主総会を開催。登壇した同社のノベルト・ライトホーファー取締役会会長は、「i8の世界累計販売台数が、およそ3500台に到達した」と明らかにした。

i8の納車が開始されたのは、2014 年6月。それから2015年4月末までの10か月間に、約3500台を世界で販売した。車両価格が1917万円という点を考慮すると、販売実績は良好といえそうだ。

《森脇稔》

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