自工会池会長、ボディブローのように効いている…消費税増税

自動車 ビジネス 国内マーケット
日本自動車工業会の池史彦会長
日本自動車工業会の池史彦会長 全 1 枚 拡大写真

日本自動車工業会の池史彦会長は、5月21日の記者会見で国内の新車需要動向について「依然厳しい状況にある。消費税の増税がボディブローのように効いている」と、深刻な受け止めを示した。

消費税増税から1年余が経過したものの、4月からの軽自動車税の引き上げもあって国内市場は冷え込みが続いている。池会長は「業界では昨年、秋口には回復と見ていたが、なかなか需要が戻らない状況になっている」と述べた。

昨年3月までの駆け込み需要の反動が長期に及ぶ格好となっており、池会長は「延期されたものの、当初は2015年10月には消費税が10%に引き上げられる計画だったため、駆け込み需要は10%まで見込んだ動きだったかもしれない」と指摘した。

そのうえで自工会としては「魅力ある新車を出し、今年秋の東京モーターショーなどで発信していきたい。また、若い方にクルマやバイクの楽しさ、モノづくりの面白さなどを伝える地道な活動にも、業界で手を携えて取り組みたい」と話した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. 日本にはないアバルトの高性能SUV、『パルス アバルト』が大胆イメチェン!
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る