クライスラー、米国で公聴会へ…リコールの対応巡って

自動車 ビジネス 企業動向
ジープ・グランドチェロキー
ジープ・グランドチェロキー 全 1 枚 拡大写真

米国の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)US(旧クライスラーグループ)。同社のリコール(回収・無償修理)を巡る対応について、米国で公聴会が開かれる。

これは5月18日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「7月2日、FCA USに対する公聴会を開催する」と発表している。

今回の公聴会は、FCA USが現在、米国で実施中の20件のリコールについて、迅速な対応が取られなかった可能性があるとして、行われるもの。20件のリコールの対象車は、1000万台を超える。

公聴会では、リコールの発表に遅れがなかったか。また、リコール発表後、速やかに改修作業に取り組んでいるかなど、FCA USのリコールへの対応について、質疑応答が行われる予定。

NHTSAのアンソニー・フォックス長官は、「自動車メーカーには、不具合を発見した際、効果的に安全性の欠陥を是正する義務がある」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 日産、新型SUV『カイト』予告…ブラジルで生産し世界20か国以上に輸出へ
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  5. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る