日立マクセル、ドローン市場に参入へ…高性能リチウムイオン電池パックを開発

航空 企業動向
マルチコプター(CH-940)
マルチコプター(CH-940) 全 1 枚 拡大写真

日立マクセルは、マルチコプター(ドローン)市場に参入すると発表した。

エンルートと産業用マルチコプターを共同開発するとともに、マルチコプター向けリチウムイオン電池パックと充電器の開発・生産・販売で戦略的協力関係を構築する。

マルチコプターは、技術的な進化とともに空撮、災害現場や建築物の調査、宅配などさまざまな用途に拡がりを見せている。国内の産業用無人飛行機・ヘリコプターの市場は、2015年に16億円、2020年には186億円に成長し、2022年には400億円を超えると見込まれている。

今回、日立マクセルは、高出力放電、安全性と信頼性を実現したラミネート形リチウムイオン電池をベースに、産業用マルチコプター事業で経験豊富なエンルートと協業しながら、安全保護回路の搭載や、充電時の安全重視設計などのマルチコプターに適したパック設計技術を投入、安全性を高めた電池パックを開発した。

また、小型・軽量で携帯性を重視した電池パック専用の充電器も開発。過電圧や短絡の保護、電池温度の監視機能、フル充電完了がわかるLED表示機能を搭載し、ワールドワイド入力対応や電安法への適合など、安全に配慮した設計を施している。

《レスポンス編集部》

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