ホンダは5月25日、15日に発売したコンパクトワゴン『シャトル』の24日までの受注が6100台になったと明らかにした。月間販売計画である3000台の2倍強と、順調な出足になった。
受注のうち、ハイブリット車(HV)が88%を占めた。HVは3グレードを設定しているが、中位の「X」が53%、上位の「Z」が36%となった。ベースグレードは残り11%だった。シャトルの営業企画を担当する日本本部商品ブランド課の井筒也絵氏は「HVでは売れ筋をXグレードと想定しているが、Zが見込みを上回る受注を頂いている」と評価した。
また、井筒氏は従来の『フィット シャトル』から車名を変更した点について、「フィットの派生というイメージから脱し、一段上のデザインや乗り心地などを実現した。受注のグレード構成にも車名変更のメリットが出ている」と指摘した。