【BMW 2シリーズ グランツアラー 発表】国内唯一のクリーンディーゼルMPV、新たな主要モデルに

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BMW 2シリーズ グランツアラー
BMW 2シリーズ グランツアラー 全 34 枚 拡大写真

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、『2シリーズ グランツアラー』を6月6日より発売する。

同車は、全長4565×全幅1800×全高1645mmのコンパクトなボディサイズに、3列シートを備えたBMW初の7人乗りMPV(多目的車)だ。2列目シートの肩口にあるレバーを操作し、バックレストを倒してから前方にスライドさせることで、3列目へのアクセスを容易に行うことができる。

また、ラゲッジルームは520リットルの容量を確保。2、3列目のシートを倒せば1820リットルに拡大し、高い積載能力も備える。

26日に開かれた発表会には、ペーター・クロンシュナーブル代表取締役社長が出席。「MPVセグメントは日本の乗用車市場全体の30%を占める。また、そのうちの70%が3列シートを備え、7人乗車が可能なサイズだ。今回、この主要なセグメントに最適なモデルを投入することで、国産車から乗り換える新規顧客の獲得が可能になる」と話した。

またもう一つの特徴が、クリーンディーゼルエンジン搭載モデル「218d グランツアラー」をラインアップする点だ。日本において唯一のクリーンディーゼルMPVとなり、2リットル直列4気筒のツインパワーターボディーゼルエンジンは、最大出力150ps最大トルク330Nmを発揮。燃費は21.3km/リットルを実現する。

クロンシュナーブル社長は「BMWは輸入プレミアムブランドとして最多となる8つのクリーンディーゼルモデルを投入しているが、その支持は非常に多い。ガソリンモデルと比べ、国産車から乗り換える新規の顧客が多く、例えば『3シリーズ』であればその差は10%。クリーンディーゼルに対する高い関心が窺える」と述べ、「新境地を切り拓く、ブランド主要モデルになることは間違いない」と自信を見せた。

《吉田 瑶子》

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