緊急走行中の救急車が出会い頭衝突、双方の2人負傷

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22日午後9時40分ごろ、千葉県いすみ市内の市道で、緊急走行中の救急車が赤信号の交差点に進入したところ、交差進行してきた乗用車と出会い頭に衝突する事故が起きた。救急車は自走不能となり、搬送中の患者は別の救急車に乗り換えている。

千葉県警・いすみ署によると、現場はいすみ市岬町岩熊付近で片側1車線。交差点には信号機が設置されている。夷隅郡市消防本部に所属する救急車は88歳の女性を市原市内の病院に向けて搬送するために緊急走行中で、現場の交差点に赤信号の状態で進入したところ、右方向から交差進行してきた乗用車と出会い頭に衝突した。

この事故で救急車に同乗していた42歳の男性救急隊長と、乗用車を運転していた31歳の男性が打撲などの軽傷。救急車は自走不能となり、搬送中の女性患者は別の救急車に乗り換えて病院へ向かっている。搬送していた患者には事故によるケガはなかったという。

警察では救急車を運転していた29歳の消防司令補から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いているが、聴取に対しては「安全確認が足りていなかった」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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