三菱電機は5月27日、スペインの鉄道車両メーカー「コンストルクシオネス・イ・アウクシリアル・デ・フェロカリレス(CAF)」からオランダ鉄道向けの電機品を受注したと発表した。
今回受注したのは、オランダ鉄道の新型車両「スプリンター・ニュー・ジェネレーション」404両(3両編成68本・4両編成50本)分の電機品。オランダ鉄道への納入は今回が初めてで、三菱電機は「小型・軽量化や回生ブレーキによる省エネ化の提案が、世界規模で鉄道車両の納入実績が豊富なCAF社、そしてオランダ鉄道から高い評価を頂き、今回の受注に至りました」としている。
納入は2016年度から2018年度までの予定。三菱電機は2014年のドイツ鉄道に続く今回の受注を機に、欧州市場への取り組みをさらに強化していく方針だ。