三菱重工、ITS事業などを三菱重メカトロシステムズに移管

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三菱重工業は、10月1日付で油圧機械、加速器事業を、11月1日付でITS(高度道路情報システム)事業を、同社子会社の三菱重工メカトロシステムズ(MHI-MS)に移管すると発表した。

MHI-MSに移管するのは、下関造船所大和町工場で手掛けている油圧機械(油圧機器、油圧システムを用いたデッキクレーン、試験装置、エアヒーター)と、三原製作所を製造拠点とする加速器、神戸造船所を事業拠点とするITS製品(高速道路料金収受システム、ETCシステム、交通管制システムなど)。

これまでITS事業は、国内新設・更新工事、輸出案件を三菱重工、国内保守業務をMHI-MSが担当してきた。これらをMHI-MSに統合することで、顧客の利便性向上と業務の効率化を図る。また、ITS事業の海外展開力や情報通信技術によって、立体駐車場や試験装置などの既存製品に付加価値を加えて、新製品の創出を加速する。

油圧機械と加速器は、製造機能を現在の製造拠点に残し、グループ横断的なリソースを活用、効率的にシナジーを追求する。MHI-MSは、油圧技術を試験・検査装置や文化スポーツ施設などへ積極的に活用して、新たな製品・システムを提案する。同時に、これまで加速器事業は、加速管単体の供給が中心だったが、MHI-MSが保有するメカトロ技術を融合し、加速器を応用したシステム製品を供給していく。

MHI-MSは、機械・環境装置の設計・製作・据付・アフターサービスを手掛ける会社としてスタートし、三菱重工グループの再編を通じて立体駐車場や鉄構装置へと事業領域を拡大してきた。今回、市場動向の変化に対応して機能を統合して、人員の効率的な活用や市場競争力を強化していく構え。

《レスポンス編集部》

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