大同特殊鋼、タイに自動車トランスミッション用型鍛造の新会社設立

自動車 ビジネス 企業動向
型鍛造部品(イメージ)
型鍛造部品(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

大同特殊鋼は、タイに自動車トランスミッション用型鍛造事業の新会社「Daido Steel(Thailand) Co.,Ltd.」を設立した。

新会社の総投資額は30億円。資本金は大同特殊鋼の100%出資で5.5億バーツ(約20億円)。稼働開始は2016年3月の予定で、月産能力は1000トン。新会社には、生産効率に優れた新開発の熱間高速横型鍛造機を設置する。

アセアンで生産される日系メーカー向け自動車トランスミッションの型鍛造部品は、従来は品質要求の厳しさから日本国内から輸出されていた。しかし近年、アセアンでの現地調達ニーズが高まっていることを受け、日本・米国に次ぐ型鍛造製品の製造拠点をタイに新設することを決定した。

また、新会社は特殊鋼鋼材の物流・営業拠点としての機能とともに、今後タイに進出するグループ企業のサポート業務を行う機能も備え、同社グループ全体のアセアンにおけるサプライチェーン拠点としての役割を担う。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る