SII、回転制御用ホールICを発売…高温動作・高耐圧で車載機器用モーターに最適

自動車 ビジネス 企業動向
SII S-57P1シリーズ
SII S-57P1シリーズ 全 1 枚 拡大写真

セイコーインスツル(SII)は、車載機器用モータの回転検知に最適な、150度動作・26V耐圧の車載用ホールIC「S-57P1シリーズ」を製品化し、受注を開始した。

S-57P1シリーズは、交番検知型のホールIC。磁束密度(ICに印加された磁界)の極性変化を検知し、出力電圧が変化する。磁石と組み合わせることで、さまざまな機器の回転検出が可能になる。

動作温度は150度まで可能で、エンジン周りなど高温対応が求められる環境でも使うことができるほか、電源電圧範囲は2.7~26Vと、高耐圧の入力も可能な、車載機器に最適な仕様となっている。

そのほか、業界トップクラスの磁気感度精度±1.0mTで機構の動作ばらつきを小さくすることが可能。機構設計の自由度が増し、磁石の小型化など、トータルコストの低減に貢献する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  4. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  5. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る