24日午前7時45分ごろ、愛知県尾張旭市内の市道を走行していた乗用車が路外に逸脱。水路に転落する事故が起きた。クルマは出火しており、約30分で全焼。車内から運転者の焼死体が発見された。自殺を図ったものとみられている。
愛知県警・守山署によると、現場は尾張旭市稲葉町5丁目付近で車線区別のない幅員約3.5mの直線区間。現場を通りかかった人が水路に転落した状態で炎上している乗用車を発見。消防に通報した。
地元消防が消火作業を行ったが、クルマは約30分で全焼。車内からは運転者の焼死体が発見された。後の調べでこのクルマを所有する80歳の男性と判明している。
男性の自宅からは遺書のような物も発見された。自殺を図ったものとみられ、直接の死因は一酸化炭素中毒だった。警察では車内に置いていた練炭などの火がクルマの内装品に延焼した可能性も視野に入れ、事故発生の経緯を詳しく調べている。