ウェアラブル端末の実態…前年比2倍の伸び、スマートウォッチに勢い

エンターテインメント 話題
ウェアラブル端末の販売動向と購入意向調査…主なユーザーは20~30歳代男性
ウェアラブル端末の販売動向と購入意向調査…主なユーザーは20~30歳代男性 全 3 枚 拡大写真
GfKマーケティングサービスジャパンは、ウェアラブル端末の家電量販店・総合量販店・インターネット販売での販売動向と、購入意向・購入者属性に関する消費者調査の結果を発表した。調査対象は、18~69歳の男女1万2034名。

盛り上がりを見せているウェアラブル端末市場は、特にスマートウォッチのラインナップ拡充が進んだ2014年12月以降、販売台数が前年同月の1.3倍以上で推移している。2015年4月はApple Watchが発売、ウェアラブル端末の数量前年同月比は約2.1倍を記録した。

ウェアラブル端末に占めるスマートウォッチの数量構成比は、3月は14%だったが、4月には33%に達した。4月のウェアラブル端末の税抜き平均価格は、スマートウォッチが4万8500円、スポーツウォッチが2万3500円、リストバンド型が1万3300円。

ウェアラブル端末の購入意向について尋ねた結果、「購入したい」と回答した割合はスマートウォッチ/スポーツウォッチで20%、リストバンド型で17%となっている。購入意向者の使用したい機能上位3項目には、「時計機能」「歩数や移動距離等の計測」「消費カロリーの計測」が挙げられている。スマートフォンとの連携を想定した機能への回答割合は、総じて低い結果となった。

購入していない理由として挙げられたのは「価格が高い」、次いで「使いこなせない」「使用用途のイメージが湧かない」などが上位になっている。ウェアラブル端末の魅力でもある「多機能さ」は、消費者の多くにとって、ハードルとなっているようだ。

実際に購入した人の属性は、男女比6対4で男性の方が多い。性年代別に見ると、30歳代男性の割合が20%と最も高く、18~29歳男性、18~29歳女性が僅差で続いている。また、購入者は、運動頻度が高い消費者が多いことがわかった。購入者の3割以上が「ほとんど毎日運動している」と回答している。

全調査対象者で約5割を占めた「特に運動はしていない」の割合は、購入者では約1割。購入者の普段しているスポーツは、「ジョギング・ランニング」が多いという結果になっている。



【やわらかスポーツCYCLE】

ウェアラブル端末の販売動向と購入意向調査…主なユーザーは20~30歳代男性

《美坂柚木@CycleStyle》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  3. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
  4. 【スズキ GSX250R 試乗】ハンドリングは「小さなハヤブサ」!? 250ccらしからぬ独自の存在感…伊丹孝裕
  5. 復活の『テスタロッサ』にスパイダー、ハードトップは14秒で開閉可能…最高速330km/h
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る