日テレ系動画配信サービス「Hulu」が、フジテレビと相互供給開始

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『PSYCHO-PASS サイコパス』 (C)サイコパス製作委員会『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』 (C)ANOHANA PROJECT『図書館戦争』 (C)有川浩/株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス /図書館戦争製作委員会 『のだめカンタービレ』 (C)二ノ宮知子・講談社/のだめカンタービレ製作委員会 『残響のテロル』 (C)残響のテロル製作委員会『坂道のアポロン』 (C)小玉ユキ・小学館/「坂道のアポロン」製作委員会
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2015年秋に米国の大手動画配信プラットフォームのネットフリックスが日本に上陸する。これを前にして国内の映像配信事業を巡る各社の動きが活発だ。日本テレビ系の大手動画配信プラットフォームであるHuluとフジテレビが動画配信で連携する。動画配信事業で、コンテンツの相互供給を開始した。
5月29日よりHuluでは、フジテレビの人気アニメ“ノイタミナ”ブランドの各作品の視聴が可能になった。一方フジテレビの「フジテレビオンデマンド」では、Huluが得意とする海外人気ドラマの配信を開始した。この中には『ウォーキング・デッド』などのビッグタイトルや『ダ・ヴィンチと禁断の謎』『ザ・ブリッジ~国境に潜む闇』『マスケティアーズ/三銃士』が含まれる。

Huluは日本テレビの子会社である一方で、テレビ番組、映画配信のプラットフォームとして他社との連携に積極的だ。なかでも有力な番組を多く持つ在京6局からも番組の提供を受けている。Huluは、日本のテレビ局の作品を配信することはサービス充実に不可欠だと説明する。今回の協力もそうしたひとつで、Huluは動画配信のなかでもニーズの大きなアニメの人気タイトルを拡充する。
ラインナップ拡大によるサービス充実は、「フジテレビオンデマンド」も同様だ。「フジテレビオンデマンド」はフジテレビの番組がコアタイトルであることから、海外ドラマはこれまで手薄だった。こうした作品が加わることで、フジテレビだけでない動画配信サイトとしての認知度も高まるだろう。

コンテンツの相互提供は自社の有力番組のライバル会社へ渡すように映る。しかし番組にとっては、ウィンドウが拡大することで、従来の視聴者以外にもアプローチでき、視聴回数の増加、そして売り上げの増加も期待出来る。コンテンツの相互提供で自社サイトのランナップも充実すれば一石二鳥である。テレビ放送事業とはまた異なる戦略がここに働いている。

フジテレビオンデマンド http://fod.fujitv.co.jp/
Hulu http://www.hulu.jp/

『PSYCHO-PASS サイコパス』 (C)サイコパス製作委員会
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』 (C)ANOHANA PROJECT
『図書館戦争』 (C)有川浩/株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス /図書館戦争製作委員会
『のだめカンタービレ』 (C)二ノ宮知子・講談社/のだめカンタービレ製作委員会
『残響のテロル』 (C)残響のテロル製作委員会
『坂道のアポロン』 (C)小玉ユキ・小学館/「坂道のアポロン」製作委員会

[アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.bizより転載記事]

Huluとフジテレビ、動画配信で相互供給開始 Huluでノイタミナも視聴可能に

《アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.biz》

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