スカイマーク再生計画、大口債権者が独自の再生案を東京地裁に提出

航空 企業動向

民事再生手続き中のスカイマークは、債権者である米国のリース会社であるイントレピッド・エアクラフト・リーシングが、東京地方裁判所に対し独自の再生計画案を提出していたと発表した。

イントレピッドは、ANAホールディングスが支援する再生計画案に反対していることから、独自の再生計画案を策定した。

民事再生法上、裁判所がインテグラルなどによる再生債務者案と、イントレピッド案の両方を付議決定した場合、両者の再生計画案が債権者集会で決議に付される。

イントレピッド案は、エアラインをスポンサーとする内容ながら、具体的には選定中としており、具体的な中身が固まっていない。

スカイマークでは、イントレピッド案は実現可能性が示されていない上、弁済の原資となる金額や拠出者も定まっておらず、再生計画案が遂行される見込みが全く不明としている。このため、再生債務者案が実現可能で最も再生債権者にとって利益となるものであり、多数の同意を得られると考えている、としている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. ホンダ『プレリュード』新型、ホームページで先行公開…発売は9月
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  5. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る