マレーシア第1四半期の投資額、18.8%の大幅増…製造投資が152%増に

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア クアラルンプール
マレーシア クアラルンプール 全 1 枚 拡大写真

マレーシア投資開発庁(MIDA)は1日、今年第1四半期の「投資パフォーマンス2015」リポートを発表。同期の投資認可件数が797件、認可額が574億リンギに達したことを明らかにした。前年同期の483億リンギから18.8%の増加となった。

製造業向け投資が336億リンギと最も多く、全体の58.5%を占めた。これに次いで多かったのがサービス業務向け投資で、全体の38.9%、額にして223億リンギとなった。第一次産業向け投資は15億リンギで、全体の2.6%にとどまった。新規投資が82.7%に当たる278億リンギで、追加投資は17.3%に当たる58億リンギだった。

投資の82.6%に当たる474億リンギが国内投資で、前年同期から171億リンギの増加となった。外国直接投資(FDI)は100億リンギ(17.4%)にとどまり、前年同期から80億リンギ減った。投資プロジェクトに基づき、4万8120人分の雇用創出が見込まれるという。

FDIの国別トップ5カ国は米国、日本、オランダ、シンガポール、中国で、外国投資全体の88.1%を占めた。州別トップ5州は、ジョホール州、ペナン州、セランゴール州、ケダ州、マラッカ州で、全体の96.1%を占めた。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  6. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  7. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  8. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  9. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  10. マツダ、トランプ関税直撃、通期予想純利益8割減、毛籠社長「あらゆる手段を講じても黒字を確保」【新聞ウオッチ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る