バス高速輸送サンウェイ線、1日より運行開始 東南アジア初の高架方式

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

マレーシア国内初となるバス高速輸送(BRT)システムが1日、セランゴール州スバンのバンダル・サンウェイで運行を開始した。

東南アジア初でもある高架BRTで、全長は5.4キロメートル。セティア・ジャヤからスバンジャヤのUSJ7間を運行する。2カ月間無料で運行する。

政府系公共交通インフラ開発会社、プラサラナ・マレーシアとサンウェイによる官民パートナーシップ事業。総工費は6億3,400万リンギ。BRTシステムは、専用レーンを電気バスが走る仕組みで、交通渋滞に左右されず所要時間も最低限で済む。WiFi設備が設置された15台のバスが運行する。運賃はまだ決定しておらず、公共陸運委員会(SPAD)が決定する予定だ。

駅には自家用車を駐車して公共交通機関を利用する「パーク・アンド・ライド」も設置された。

ナジブ・ラザク首相は、国の発展度は公共交通機関によって決定されると述べた。バンダル・サンウェイの交通渋滞の緩和につながるとの見込みを示した。首都圏における公共交通機関利用の促進につながることに期待すると述べた。
(ザ・サン、ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、6月2日)

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  2. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  3. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  4. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  5. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  6. メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
  7. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  8. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  9. 三菱『デリカミニ』新型、10月29日発売へ…196万4600円から
  10. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る