AIRDO、新型機導入などコスト削減で大幅増益…2015年3月期決算

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AIRDOが発表した2015年3月期単独決算は、営業利益が前年同期比184.4%増の22億2700万円と大幅増益となった。

売上高は、札幌=東京千などで旅客数が減少したほか、旅客単価も下落し、同0.8%減の490億8700万円と微減だった。提供座席数は同5.2%増の290万4000席で旅客数が同1.2%減の191万5000人、座席利用率が4.3ポイントダウンの66.3%だった。

ボーイング737-700型航空機の導入による整備コストの削減など、全社的にコスト削減を進めたことなどから、中期経営戦略に掲げた目標であるユニットコスト10円台を2年前倒しで達成した。

また、会計上の見積りの変更による航空機材整備引当金の取崩しや、リース機材の自社保有化、退役によるリース料の減少、整備の自社化推進によるコスト抑制効果もあって経常利益が同407.2%増の18億4500万円となった。純利益が同418.4%増の6億4000万円となった。

今期の通期業績見通しは売上高が同4.3%減の470億円、営業利益が同68.6%減の7億円、経常利益が同94.6%減の1億円、純利益が同22.0%減の5億円と減収減益を予想する。

《レスポンス編集部》

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