緊急走行中の救急車が約15m下まで滑落、患者が骨折などの重傷

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5月31日午前10時5分ごろ、高知県四万十市内の市道を緊急走行していた救急車が路外に逸脱。そのまま斜面を滑り、約15m下の川に落ちる事故が起きた。搬送中の患者を含めた5人が重軽傷を負っている。

高知県警・中村署によると、現場は四万十市西土佐藤ノ川付近で車線区別のない幅員約3mのカーブ。幡多中央消防組合・四万十消防署西土佐分署に所属する救急車は路上転倒事故で脚部を打撲した77歳の女性を病院へ搬送するために緊急走行していたが、カーブを進行中に路外へ逸脱。そのまま斜面を滑り、約15m下の川へ転落した。

この事故で救急車は中破。搬送中の女性は右腕を骨折する重傷を負い、頭部切傷などの軽傷を負った付き添いの67歳女性とともにドクターヘリで高知市内の病院へ搬送された。救急隊員3人も打撲などの軽傷を負っている。

警察では運転していた隊員がハンドル操作を誤ったものとみて、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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