マツダは6月4日、タカタ製エアバッグのインフレーターの不具合を原因とするリコール(回収・無償修理)を国土交通省にを届け出た。
対象となるのは、2007年4月2日から11月16日に製造されたマツダ『アテンザ』2625台の助手席用エアバッグ、2002年3月1日から2005年5月17日に製造された『アテンザ』4万0165台および2003年2月14日から2008年2月16日に製造された『RX-8』3万2784台の運転席用エアバッグ。合計7万5574台。
特定のエアバッグのインフレータ(膨張装置)において、エアバッグ展開時にインフレータ内圧で容器が破損して構成部品が飛散し、乗員が負傷するおそれがある。
アテンザの助手席用エアバッグについては、全車両、予防的措置として、年式の古いものから新品と順次交換、回収して原因調査を実施する。なお、交換用部品の準備に時間を要することから、部品が供給できるまでの暫定措置として、助手席用エアバッグの機能を停止するとともに、助手席サンバイザ部に当該エアバッグが作動しない旨の警告を表示する。
アテンザおよびRX-8の運転席用エアバッグについては、全車両、インフレータを年式の古いものから順次代替品と交換する。なお、代替品の準備に時間を要することから、部品ができるまでの暫定措置として、当該インフレータを新品と交換する。