著しい高速度で走行の乗用車と出会い頭衝突、軽ワゴン車の5人が死亡

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6日午後10時35分ごろ、北海道砂川市内の国道12号を走行していた乗用車と、交差進行してきた軽ワゴン車が出会い頭に衝突する事故が起きた。軽ワゴンは大破し、乗っていた5人が死傷。乗用車の3人も負傷している。

北海道警・砂川署によると、現場は砂川市西1条北22丁目付近で片側2車線の直線区間。交差点には信号機が設置されている。乗用車は速度を落とさずに交差点へ進入。左方向から交差進行してきた軽ワゴン車と衝突。乗用車は弾みでスピンし、中央分離帯に設置された信号柱に衝突した。

衝突によって軽ワゴン車は約60m先まで弾き飛ばされて大破。運転していた歌志内市内に在住する44歳の男性と、同乗していた44歳の女性、17歳の女性が全身強打でまもなく死亡。12歳の女子中学生が意識不明の重体。同じクルマに同乗していたとみられる16歳の男子高校生は現場から約1.4km離れた場所で発見され、後に死亡が確認されたが、軽ワゴン車と衝突した乗用車と併走していたとみられる別の乗用車にはねられ、発見された場所までひきずられてきたものとみられている。

衝突した乗用車は中破炎上したが、乗っていた男性3人は延焼前に脱出して重軽傷。男子高校生をひきずったクルマは逃走したが、後に運転していた26歳の男が出頭しており、警察は9日に道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

2台の乗用車は事故直前まで著しい高速度で走行していたとみられ、現場にブレーキ痕は見当たらないという。警察では暴走状態の乗用車が軽乗用車と衝突したものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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