サイバネットシステムは、7月8日に名古屋、9日に東京にて「eta/DYNAFORMソリューションセミナー2015」を開催する。参加は無料、事前登録制。
自動車車体パネルや板成形部品のプレス成形技術は、軽量化、高強度化の市場要求から高張力鋼鈑(ハイテン)などの難加工材への取り組みが不可避となっている一方で、コスト低減のために金型製作期間や成形工程の短縮が求められている。この成形技術の高度化とコスト低減には板成形シミュレーションの活用が効果的で、今後ますますの広まりが期待されている。
今回のセミナーでは、米国ETA社が開発した先進の板成形シミュレーション統合システム「eta/DYNAFORM」を紹介する。同システムは、便利で使いやすい板成形プロセス専用のメニューや評価機能を搭載するとともに、業界で標準となっているLS-DYNAソルバー機能を採用。板成形シミュレーションを行うことで、製品の設計プロセスにおいて事前にしわや割れ、板厚の減少率などを検証することができる。
そのほか基調講演では、広島大学工学研究院の吉田総仁教授を迎え、ユーザーの事例を交えてプレス成型技術の最新動向と板成形シミュレーションの最新情報を紹介する。