VW ブランド世界乗用車販売、5.9%減の50万台…3か月連続で減少 5月

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新型フォルクスワーゲン パサート
新型フォルクスワーゲン パサート 全 1 枚 拡大写真

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは6月10日、5月のフォルクスワーゲンブランド(乗用車)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は49万9500台。前年同月比は5.9%減と、3か月連続で前年実績を下回った。

1-5月の市場別販売は、最大市場の中国(香港を含む)が、前年同期比3.7%減の112万台。中国を含めたアジア太平洋地域も、3.4%減の121 万台にとどまる。

また、北米の1-5月実績は、前年同期比2.5%増の24万1300台。このうち米国は、14万4000台にとどまり、前年同期比は4.2%のマイナス。

信用不安からの回復傾向を示している欧州は1-5月、前年同期比2.1%増の72万7800台。このうち、西欧(ドイツを除く)は、6.4%増の39万6200台。地元ドイツは6.2%増の24万9000台と、プラスを維持した。ロシアは、前年同期比47.2%減の2万9800台と、大幅な減少が続く。

2014年のフォルクスワーゲンブランド(乗用車)の世界新車販売台数は、初の600万台超えとなる約612万台。2015年1-5月実績は、前年同期比3%減の248万台だった。同社のクリスティアン・クリングラー営業担当取締役は、「複雑な市場環境により、5月の乗用車販売は、若干落ち込んだ」と述べている。

《森脇稔》

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