ボルボ、セーフティエンジニア2名がNHTSAより表彰

自動車 テクノロジー 安全
ボルボ、インテリセーフ10(イメージ)
ボルボ、インテリセーフ10(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

ボルボは、同社のセーフティ・エンジニア2名が米国運輸省交通安全局(NHTSA)より、優れた安全技術者と特別功労者として表彰されたと発表した。

今回表彰を受けたのは、衝突回避技術担当シニア・テクニカル・リーダーのトレント・ヴィクター氏と、アクティブ・セーフティ&シャシーの先進技術担当マネージャーであるヨナス・エックマーク氏。6月8日、スウェーデンのイェーテボリで開幕した「第24回ESV国際技術会議」において、自動車の安全分野で特に優れた功績があったとして顕彰された。

トレン・ヴィクターは安全研究の第一人者として世界に認められおり、衝突回避の技術革新に向けて、行動科学のデータを用いた独自の実績を築き上げてきた。安全分野での経験は20年以上に及び、20を超える特許を取得、60以上の論文を発表している。現在は、ドライバーの目の動きをモニターすることで、車載のインフォテインメントシステムの操作による不注意や注意散漫のリスクを最小化する研究に取り組んでいる。

ヨナス・エックマークは、ボルボの自動車が安全面で世界的地位を確立する過程で、多くの発明や実用化をもたらしてきた。1994年以来、ボルボで30件以上の特許を取得した彼の功績には、衝突事故を回避・軽減するオートブレーキの開発と実用化が含まれている。当初は、他車との事故を回避する研究が中心だったが、現在では、歩行者、自転車、動物などにその対象を拡大させ、研究を続けている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  4. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る