北海道の5人死傷事故、衝突側車両の運転者を逮捕

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6日に北海道砂川市内で発生し、軽ワゴン車の5人が死傷した衝突事故について、北海道警は12日、衝突側のクルマを運転していた上砂川町内に在住する27歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致死傷)容疑で逮捕した。

北海道警・砂川署によると、問題の事故は2015年6月6日の午後10時35分ごろ発生している。砂川市西1条北22丁目付近の国道12号(片側2車線の直線区間)を猛スピードで走行していた乗用車が赤信号を無視して交差点に進入し、交差点を左方向から進行してきた軽ワゴン車と出会い頭に衝突。軽ワゴン車は約60m先まで弾き飛ばされ、運転者を含む4人が死傷。車外に投げ出された1人が別のクルマにひきずられて死亡している。

警察は乗用車を運転していた男が事故直前まで市内の飲食店で酒を飲み、現場付近まで100km/h超の猛スピードで走行。赤信号を故意に無視した可能性が高いとみて捜査を続けてきたが、現場近くに設置された防犯カメラ映像から信号無視が判明したとして、男を危険運転致死傷容疑で逮捕した。

事故直後の簡易聴取で男は「床に落ちたサングラスを拾おうとして脇見になった」と供述。信号の色は「わからない」としていたが、逮捕後の聴取では「信号は青だった」などと供述し、信号無視については否認しているようだ。

一方で同じクルマの同乗者2人は「信号は赤だった」などと証言しているとされ、警察では引き続き事故の状況について調べを進める方針だ。

《石田真一》

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