16日午後11時10分ごろ、宮城県石巻市内の市道を走行していた軽乗用車が路外に逸脱。道路左側の歩道に乗り上げ、民家のブロック塀に衝突する事故が起きた。警察はクルマを運転していた52歳の男を酒酔い運転の現行犯で逮捕している。
宮城県警・石巻署によると、現場は石巻市美園3丁目付近で片側1車線の直線区間。軽乗用車は斜行するようにして路外に逸脱。道路左側の歩道に乗り上げ、前方に建つ民家のブロック塀に衝突した。
人的な被害は無かったが、運転者はクルマを現場に放置して逃走。通報を受けた同署員が周辺捜索を実施したところ、現場から約500m離れた場所で泥酔状態の男を発見。放置されたクルマはこの男が使用しているものと判明したことから、現場まで飲酒運転してきたものと判断。道路交通法違反(酒酔い運転)の現行犯で逮捕している。
聴取に対して男は「飲酒運転なんかしていない」などと供述。容疑を否認しているという。警察では男が飲酒した場所や量の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。