【新聞ウォッチ】ホンダ八郷体制初の“目玉”戦略?「ミライ」上回る750km走行のFCV

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ホンダ FCVコンセプト
ホンダ FCVコンセプト 全 3 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

【画像全3枚】

2015年6月23日付

●燃料電池車、ホンダ最長750キロ走行、競合「ミライ」上回る(読売・8面)

●トヨタ「東京五輪は展示場」車業界初、最高位スポンサー契約(読売・24面)

●内閣支持下落、39%、本社世論調査、安保法案「反対」53%(朝日・1面)

●東芝の不適切会計問題、半導体・パソコンも、決算修正額拡大へ(日経・1面)

●ボッシュ、製造業の殻破る、車部品、ネット接続で新サービス(日経・6面)

●ニュース一言、VWグループ・ジャパン庄司社長(日経・15面)

●新製品バトル、高級セダン・クーペ(日経・35面)

ひとくちコメント

ホンダの八郷新体制が本格スタート。失われつつある「らしさ」を取り戻すことが急務となっているが、その目玉戦略のひとつとして、開発中の燃料電池車(FCV)がトヨタ自動車の『MIRAI(ミライ)』を上回る走行距離となりそうだ。

きょうの読売が経済面で「ホンダ、燃料電池車最長750キロ走行、競合『ミライ』上回る」と報じている。記事によると、ホンダが2016年3月に発売する予定のFCVの走行距離が1回の水素燃料補給で最長約750kmと、トヨタが昨年12月に発売したミライよりも約100kmも上回る見通しになるという。

価格もミライの約720万円とほぼ同じ水準に設定する予定だ。読売は「市販車の投入でホンダがトヨタと本格的な競争に挑むことで、FCVの普及に弾みがつきそうだ」と伝えている。

ホンダはFCVの試作車を昨年11月に公開したが、そのお披露目がミライの発表会前日に設定。しかもミライが4人乗りに対し、当時の伊東社長は「うちのは5人乗り」と対抗意識をむき出していた。その精神を引き継いた八郷隆弘社長も、まずは「走行距離」で勝負に挑むことになりそうだ。

先週の株主総会では「具体策には触れずじまい」だったことから、日経に「八郷体制、寡黙な船出」と取り上げられていた。7月2日の社長就任パーティーまでに「ホンダらしさ」の復活につながるどんな戦略が飛び出すのかも興味津々だ。

《福田俊之》

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