【MotoGP 第8戦】ロッシ、マルケスとの接戦を制し今季3勝目

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)
バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ) 全 4 枚 拡大写真

6月27日、オランダのアッセンでMotoGP第8戦の決勝レースが行われ、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が今季3勝目を上げ、ランキングトップをキープした。

ロッシはポールポジションから絶好のスタートを切ってホールショット。1周目を終えた時点でマルク・マルケス(ホンダ)に0.426秒の差をつけた。食い下がるライバルを振り切ろうとさらにペースを上げるも、ふたりはなかなか離れない。そして4ラップ目、マルケスがついにロッシのテールに迫るが、ロッシはこれを阻止。このあとはそのまま順調にトップをキープしてレース終盤へ突入した。

残り7ラップとなった第1コーナー進入で再びマルケスが動く。これでロッシは一旦は先行を許したもののテールにぴったりとついて行き、4ラップにわたってプレッシャーをかけた後にトップを奪い返した。ロッシは残り2ラップで自己ベストとなる1分33秒673を記録してさらにアドバンテージを広げたが、マルケスも最終ラップの後半で再び差を縮める素晴らしい走り。そしてマルケスが最終シケイン進入で最後の勝負を試み、YZR-M1のサイドに接触。ロッシはコーナーを曲がり切れずに一旦はグラベルへ出てしまったものの、しっかりとマシンをコントロールしてライバルの前でコースに復帰、1.242秒のアドバンテージを保って真っ先にチェッカーを受けた。

■MotoGP 第8戦
1位:バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)
2位:マルク・マルケス(ホンダ)
3位:ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)
4位:アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)
5位:ポル・エスパルガロ(ヤマハ)
6位:カル・クラッチロー(ホンダ)

■ポイントスタンディング
1位:バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)163P
2位:ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)153P
3位:アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)107P
4位:マルク・マルケス(ホンダ)89P
5位:アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)87P
6位:ブラッドリー・スミス(ヤマハ)77P

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る