マクラーレン 650S の頂点「675LT」、限定500台が2か月で完売

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マクラーレン675LT
マクラーレン675LT 全 4 枚 拡大写真

英国のスーパーカーメーカー、マクラーレンオートモーティブが、マクラーレン『650S』をベースに開発したサーキット対応モデル、マクラーレン『675LT』。限定500台の同車が、完売したことが分かった。

675LTは3月、ジュネーブモーターショー15で初公開。3.8リットルV型8気筒ツインターボエンジンは、650S用に対して、部品の50%以上を新設計。最大出力は650 Sの650psから、675LTでは675ps/7100rpmまで引き上げられた。最大トルクは71.4kgm/5500-6500rpm。

また、650Sに対して、およそ100kgの軽量化も達成。乾燥状態の車両重量は、1230kgに抑えられた。カーボンファイバー製のリップスポイラー、追加された冷却用のインテーク、ツインチタニウム・エグゾーストなど、多くの専用装備を盛り込む。

エアロダイナミクス性能も追求。675LTには、「アクティブ・ロングテール・エアブレーキ」が採用される。マクラーレンによると、アクティブ・ロングテール・エアブレーキは、650Sに対して、ダウンフォースを40%引き上げる効果があるという。

トランスミッションは7速「SSG」。パワフルなエンジンと軽量化されたボディにより、マクラーレン675 LTは0‐100km/h加速2.9秒、最高速330km/hと、世界屈指のパフォーマンスを実現した。

6月25日、マクラーレンオートモーティブは、675LTの限定500台が完売した、と発表。ちなみに、675LTの日本国内価格は4353万4000円だった。同社は、「発売から2か月で完売した」と説明している。

《森脇稔》

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