羽田空港に次世代作業ロボットを導入

航空 企業動向
羽田空港出発カウンター(イメージ)
羽田空港出発カウンター(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

日本空港ビルデングは、サイバーダインと提携し、羽田空港旅客ターミナルビルに次世代型ロボットを導入することで合意した。

今回の提携で、サイバーダインが開発製造したロボットスーツHAL作業支援用(腰タイプ)、クリーンロボット、搬送ロボットなどを、日本空港ビルが管理・運営する羽田空港旅客ターミナルビルへ導入するとともに、これらの製品を日本空港ビルが空港で販売促進・保守サービスする。

日本空港ビルの持つ空港事業でのノウハウや実績と、サイバーダインの持つサイバニクス技術を活かして、次世代型ロボット化空港モデルを創出する。

首都圏空港を中心とした航空需要は増加している中、日本全体では、少子高齢化や労働人口の減少といった課題に直面している。これまで日本空港ビルは、旅客ターミナルビルにおける最先端テクノロジーの導入を検討してきた。

サイバーダインは、2004年に筑波大学発ベンチャーとして設立以来、サイバニクス技術を用いたロボットスーツHALを開発し、これらの技術を用いた作業支援ロボットも実用化・製品化をしている。

今回の提携は、日本の玄関口である羽田空港から日本の技術を発信し、空港利用者に対する安全・安心・便利を前提としたサービスを提供するとともに、空港従業員が健康的に働きやすい環境を創出することを目的としている。

両社は今後、羽田空港全体として各関係者と連携しながら「世界に先駆けた、空港におけるロボット技術活用の未来像」の創出を目指す。

《レスポンス編集部》

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