ホンダ シビック タイプR 新型、英国で生産開始

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダの英国スウィンドン工場で生産が開始された新型シビック タイプR
ホンダの英国スウィンドン工場で生産が開始された新型シビック タイプR 全 6 枚 拡大写真
ホンダは7月2日、英国スウィンドン工場において、新型『シビック タイプR』の生産を開始した。

新型シビック タイプR は3月、ジュネーブモーターショー15で初公開。新開発の直噴2.0リットル直列4気筒ガソリン「VTEC」ターボを搭載。最大出力310ps/6500rpm、最大トルク40.8kgm/2500rpmを発生する。トランスミッションは、6速MT。0‐100km/h加速5.7秒、最高速270km/hの性能を備える。

新開発の「+R」モードを採用。これは、ステアリングホイールのスイッチ操作によって、サーキットでのパフォーマンスを向上させるモード。スイッチを押すと、エンジンレスポンス、トルク特性、新開発の「アダプティブ・ダンパー・システム」が、サーキット向けの設定に変化する。また、フロントサスペンションには、「ステア・アクシス」を導入。これは、FF大パワー車に起こりがちなトルクステアを、最小限に抑えるシステム。

7月2日、ホンダの英国スウィンドン工場において、新型シビック タイプRの最初の量産車がラインオフ。ボディカラーがレッド、ホワイト、ブルーの3台が、欧州のホンダディーラーに向けて、出荷された。

なお、新型シビック タイプRは、英国スウィンドン工場のみで生産。また、英国スウィンドン工場が、『シビック』の5ドアハッチバックモデルのグローバル中核生産拠点となる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
  3. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  4. アイシンが明かす、トランスミッションの膨大な経験値とノウハウが電動化を主導する理由
  5. メルセデスベンツ、全固体電池搭載『EQS』で1205km無充電走行を達成
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る