インドからの海産物の2014年-2015年度輸出額が過去最高の3344億1610万ルピーを記録したとエコノミックタイムスが伝えた。これは前年比11%の成長率で、輸出量では105万1243トンで7%の増加となった。
ドル換算では55億1千万米ドルと10%の成長を記録した。
最重要輸出品目のひとつである冷凍エビは重量で34%、ドル換算の売上金額では67%を占める。
養殖バナメイエビがその多くを占めており、全ての輸出海産物のうちエビ類の売上は重量35万7505トン、約37億ドル相当に値する。
海産物輸出開発機構(MPEDA)のリーナ・ネール会長は、この成長はユーロの下落や中国経済の低迷、円安にも関わらず達成されたと話している。
またこれら海産物の最も大きな輸出先がアメリカ合衆国でそのシェアは26%、続いて東南アジアが25.7%、EUが20%で第3位となっている。
輸出品目の75%は養殖で、その他が漁獲によるものとなっている。