深名線の沼牛駅舎、7月18日のイベントで内部公開…1995年廃止

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「おかえり沼牛駅」の案内ポスター。イベントは7月18日に行われる。
「おかえり沼牛駅」の案内ポスター。イベントは7月18日に行われる。 全 1 枚 拡大写真

20年前に廃止された深名線の旧・沼牛駅舎(北海道幌加内町)が、7月18日に開催されるイベント「おかえり沼牛駅」で公開される。開催時間は9時から15時まで。

深名線は、深川~朱鞠内~名寄間121.8kmを結んでいた鉄道路線。1924年から1941年にかけ、国鉄線として開業した。道内でも有数の赤字ローカル線だったが、冬季の代替道路が未整備であることを理由に存続し、1987年の国鉄分割民営化でJR北海道が継承。その後、道路の整備が進んだため、1995年9月に廃止された。

沼牛駅は1929年11月8日、鷹泊~幌加内間の延伸にあわせて開業。深名線の廃止から20年が経過した今も木造駅舎が残っている。今回、深名線の廃止20周年を記念して行われるイベントに際し、地元住民や鉄道マニアが駅舎内の清掃を行い、内部が公開されることになった。

開催当日は、駅舎の公開とともに深名線の写真展や資料展示、沼牛駅の記念入場券を含む鉄道グッズの販売、Nゲージ鉄道模型の運転などが行われる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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