ツール・ド・フランス第1ステージ、平均速度の新記録出したデニス選手

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ローハン・デニス(BMCレーシング)(2015年7月4日)(c)Getty Images
ローハン・デニス(BMCレーシング)(2015年7月4日)(c)Getty Images 全 1 枚 拡大写真

2015年ツール・ド・フランス、7月4日の第1ステージは今大会唯一の個人タイムトライアル。オーストラリアのローハン・デニス(BMCレーシング)が平均速度55.446km/hのツール新記録で優勝した。

デニスは唯一15分を切る14分56秒のタイムで優勝し、オーストラリア勢では2年前のサイモン・ゲランス(オリカ・グリーンエッジ)以来となる7人目のマイヨジョーヌ着用となった。

平均速度では、1994年ツールでイギリスのクリス・ボードマンが7.2kmのコースで55.152km/hを記録したのを上回った。今年は1月に地元のツアー・ダウンアンダーで総合優勝し、2月には当時のアワーレコードを更新したデニスにとって、新たな勲章となった。

「僕はマイヨジョーヌ着用者の仲間入りをする。すばらしいことだけど、結果を待つのはストレスだったね。ライバルがひとりずつゴールするたびに動揺していた。でも、残り1、2kmで(自分より遅いと)判断できたよ」

「レース前に試走し、16分以内で走らないとと思った。でも最終的に1分短かったね。今回マルティンやカンチェラーラを倒せる自信はなかった。だけど、自分が勝つと予想していた。すごく驚いたし、ホッとしたよ。僕がダークホースだとみんな言っていたけど、勝つチャンスはあったんだ」

「僕にとって暑さは問題じゃなかった。アデレード育ちだからね。今日みたいなコンディションになるとわかっていたから、ドーフィネ後は午後2~5時の温度35~40度のときにトレーニングしていたんだ」

「平均速度は55km/hを超えた。新アワーレコードを狙うために必要なスピードだね。マイヨジョーヌは僕の長期的な目標、グランツールで勝つことに向けての第一歩だ。でも、まだ先は長い。チームはティージェイ(バンガーデレン)のために100%捧げるけど、1日でジャージを失いたくはないね」

【ツール・ド・フランス】デニス、平均55.446km/hのツール新記録「新アワーレコードを狙うために必要」

《光石達哉@CycleStyle》

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