『数学甲子園』予選はじまる…過去最多1744人が頂点めざす

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 日本数学検定協会は、「数学甲子園2015(第8回全国数学選手権大会)」の予選に、全国43都道府県から、過去最多の198校422チーム(1,744人)の応募があったと発表した。理数離れが問題視されるなか、毎年右肩上がりに出場校が増え続けているという。

 数学甲子園とは、全国の中学校・中高一貫教育校・高等学校・高等専門学校の数学日本一を、チーム(1チーム3~5人)対抗戦によって決めるもの。単に数学の問題を解くだけではなく、問題を創作しその問題についてプレゼンテーションを行うなどの競技を通じて、「数学力」「創作力」「問題解決能力」「チームワーク力」「プレゼンテーション力」を育むことが、本大会の特長だという。

 2014年は189校368チームが参加し、熱戦の末に初出場の「灘高等学校・おめがチーム」(兵庫県)が優勝した。

 今回の出場校198校のうち、国公立は86校、私立は112校で、およそ4割にあたる73校が初出場。また、女子の出場者が年々増えており、2015年は出場する1,744人のうちおよそ2割にあたる400人が女子であるとのこと(昨年比100人増)。都道府県別にみると福島県、和歌山県から初めて出場が表明されたという。

 予選は、8月5日から8月10日の6日間、東京都・愛知県・大阪府ほか、全12都道府県で行う。予選では、「実用数学技能検定」(数学検定)の準2級から2級(高校1年生から2年生)程度の問題20問(制限時間:60分)に、各チームの選手全員が挑戦する。そのなかから、36チームが9月20日に東京で開催する本選に駒を進めることができる。

数学甲子園2015
予選:8月5日(水)から8月10日(月)の6日間、東京都・愛知県・大阪府などで開催
本選:2015年9月20日(日)、ソラシティホール(東京)  

「数学甲子園2015」、過去最多1,744人が応募

《塩田純子》

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