ドローンの飛翔音を検地するシステムが発売

航空 企業動向
ドローン(イメージ)
ドローン(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

理経は、米国のドローンシールドと新規販売代理店契約を締結し、ドローンの特徴的な飛翔音を検知するシステム「DroneShield」の販売を開始した。

無人飛行機ドローンは急速に進化し、産業用途や災害救助、航空撮影など、さまざまな分野で利用されている。一方で、テロやスパイ行動、盗撮などの社会問題が急増している。理経は、ネットワーク技術、防災システム製品の拡充として新たにドローン市場に参入する。

取扱いを開始する「DroneShield」は、ドローンが発する飛翔音を検知する独自の特許技術Acoustic detection(音響検知)テクノロジーを利用、集積した音を解析し、蓄積されたデータベースへ照合する。

レーダーでは感知できない小型のドローンも高精度で検知し、150m離れた場所からドローンを検知することが可能。飛翔音がドローンである場合には、アラート機能により瞬時にスマートフォンなどへメールで通知する。複数個所に設置したセンサーを、ネットワークを利用して一元で監視することも可能。

価格は50万円から。

理経はこれまで培ってきた官公庁、自治体向け防災システム、J-アラート、FWAを利用した無線ネットワーク技術、即時音声メールシステム技術と「DroneShield」を融合した警戒システムを、警察、自衛隊、警備会社、原発関連、空港、自治体などに販売する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 日産が業績見通し修正、上期営業損失300億円…下期はサプライチェーンリスク想定
  4. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  5. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る