ガリバー海外事業加速、豪州大手マルチディーラーを買収

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ビュイックホールディングス社 現地店舗の一例
ビュイックホールディングス社 現地店舗の一例 全 1 枚 拡大写真

四輪車買取大手のガリバーインターナショナル(羽鳥兼市会長)は13日、子会社を通じてオーストラリアの大手マルチディーラーを買収。海外事業の本格的な傾注を示した。

同社の100%出資会社「Gulliver Australia Holdings Pty Ltd」は「Buick Holdings Pty Ltd(以下、ビュイックホールディングス)」の株式67.0パーセントを取得、傘下に収めた。買収金額は12億600万豪州ドル、日本円で約115億2900万円。

ビュイックホールディングスは、オーストラリアでトヨタ、日産、ホンダなどの日本ブランドをはじめ、クライスラー、プジョー、VWなど14のブランドを取り扱う。10エリアに25の新車ディーラーを展開する西オーストラリア有数のマルチブランドディーラーだ。

ガリバーは中期経営計画で、国内新車ディーラー事業と共に、海外事業を2つの柱にすえた。14年にタイ・バンコク市、15年にオーストラリア・シドニー市に、ガリバーブランドの直営拠点を作った。今回はオーストラリアのマルチディーラーを買収することで、新車販売でもマルチブランドを手中にして、海外事業の加速度的な成長を目論む。

《中島みなみ》

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